今月のそのみん会テーマはクリュボジョレーとボジョレー・ヌーヴォー。
どちらかと言うとヌーヴォーってイベント的要素が強くて、お祭りがぶ飲みワイン。
でも、日本では「1年間で飲むワインがボジョレー・ヌーボーだけ」
って言う人が多いので、これがなくなったら全くワインを飲まない人もいるのでは・・・
ヌーヴォーが多くの人にとって「ワインとの唯一の接点」なんですよね。
だからとっても大切なイベント
それに自然派といわれる造り手が取上げられているのも話題ですよね。
・・・なんですが、実はクリュ・ボジョレーという美味しいボジョレーがあるのをご存知でしょうか
バレンタインデーの頃に見かける「サンタ・ムール」もその一つです。
ボジョレーはクリュとヌーヴォー、両方飲んでこそ全体像が見えてくるんです。
と言う訳で今回は試飲会色の強いワイン会となりました。
さて、ワインの印象ですが。
ルイ・ジャドのヌーヴォーはらしさが出てて、しかもバランスが良く飲みやすかったですし、
コサールの人気ヌーヴォー、ラパンは昨年よりとーっても美味しかったです。
クリュではル・カンボンの何ともいえないベリーの風味、モルゴンの骨格のしっかりした味わいの師弟対決?が印象に残りました。
それと何と言ってもジュリエナ’98
なんでしょうこれは。
ガメイ品種とは思えないワインです。
ブラインドしたら間違いなくピノ・ノワールって言いそう・・・
ボーヌのニュアンスを感じます。
でも実は今回のモルゴンの造り手、ジャン・フォイヤールが造るマコンの白ワインが印象に残りました。
ミネラリーだし、果実味もしっかり。
2005年を最後に造らなくなったのはとても残念です
スエのTボーンステーキ、自家製パン、手打ちうどんも好評でした
でもここのお店の本領はカウンターでのお食事です。
機会があれば行ってみてくださいね。
来年もボジョレー企画がんばりますね
【本日のワイン】
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