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  本年最初のそのみん会は北ローヌのギガルとシャプティエがテーマで す。北ローヌのテーマは2005年2月以来ですが 、この3年で内容は大きく変わりました。特に今回長年企画を温めて いたギガルとシャプティエを取上げる事ができたのは皆さんのご協力 のおかげです。心からお礼申しあげます。

スパークリングは3年前と同じサン・ペレーに加えてグルナッシュの ロゼを加えました。とても綺麗な色の辛口スパークでした 。これは押さえておくとこれから便利かも。

北ローヌの白といえばヴィオニエですが、今回はシャプティエのエル ミタージュ・ブランに絞りました。品種はマルサンヌです 。残念ながら用意していた2本はどちらもブショネ(涙・・・ )慌てて北村君がシャプティエのエルミタージュ・ブラン 「ミュール・ド・ラルナージュ'99」と「ド・ロレ'04 」を用意してくれました。 この2本は格の違いもありますが、それ以上にマルサンヌの熟成の違 いがはっきりとわかり、好みが別れました。ちなみに私はどちらも好 きです♪

赤はシラーとなりますが、4本のつくりの違いを楽しめました 。92年対決となったパヴィヨンとテュルクは緻密で硬質的なパヴィ ヨンと、享楽的で華やかなテュルクといった明らかな個性を感じまし た。また、ギガルの中でも最も対比されることの多いムーリンヌとラ ンドンヌはどちらも熟成して複雑さが増しており、最高のシラーは熟成してこそ、その真価が発揮されると理解できます 。個人的には今回の軍配はランドンヌに挙げます。ギガルが 「40歳になって美しくなる人」といっただけあって 、ゆっくりと時を重ねた味わいは素晴らしかったです。

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