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  今回はきっと希望者が殺到するだろうと、 定員を10名にしたところ、何故か参加者9名でした。 その分、私は沢山飲めて嬉しいところでしたが。(笑)

ルー・デュモン、クルティエ・セレクション、レア・ セレクションとヴィンテージの違いが楽しめました。 今回の1番人気はやはりレア・セレクションのレザムルーズ' 90でした。 グラスに注がれた瞬間から香りが立ち込め、 ひたすら飲む事を楽しみたくなるワインでした。

クルティエ・セレクションのムルソー' 98も繊細な味わいで非常に美味しく、 一般のムルソーらしからぬエレガントなワインでした。 逆にサントーバン・ブラン'05は樽が強い感じだし、 少々スパイシーで刺激的。 落ちも早く感じました。熟成すると変わるのでしょうか?

ピュリニー'87はピークを過ぎてやや枯れ気味でしたが、 その枯れ具合がお料理と合っていたように感じました。 ジュヴレ・シャンベルタン'01は予想以上にバランス良く、 果実味があり好評。 村名7年熟成でこの若々しさとは、 コストパフォーマンスの良さに感心します。

ヴォルネィ'96は最近流行の濃厚ヴォルネェイではなく、 エレガント系。 熟成に入りかかった香りはシャンピニヨンのラヴィオリと絶妙のマ リアージュでした。 これで4,500円とは恐れ入ります。

ボーヌ1er'86は土っぽさがあり、 良い意味で素朴な赤でした。 松茸ともぴったりの味わいです。 全体的にエレガントで、 日本人の味覚を意識した味わいのものが多く、 秋の和食とも試したくなる旨みたっぷりのワインでした。 これからも日本人によるブルゴーニュワインを応援したいですね。

 

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