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 シャンパンが大好きな方でも、コトーシャンプノワは聞いた事あるけど、飲んだ事がない方は多いのではないでしょうか?
コトーシャンプノワはシャンパーニュ地方で造られるスティルワイン(泡のないワイン)です。もともと生産量が少ないのと、意外と高いので飲む機会は少ないと思います。 まして並べて飲んだのは私も今回が初めてです。

コトーシャンプノワは高いわりに酸っぱくて、軽い。。。 と言った印象の方が多いようです。 今回はその印象を覆す、スタイルのしっかりとしたコトーシャンプノワが揃いました。

特に印象に残ったのはアンリ.ジローの白です。 華やかでエレガントでありながら、ブルゴーニュとはまた違ったニュアンスがあります。 ムルソーとも、ピュリニーとも違った、でも洗練された味わい。 同じ様な印象はボランジェの赤でも感じました。
もちろんエグリ・ウーリエもアグラパールもそれぞれのスタイルを表現しているのですが、価格と味わいだけでなく「メゾンが目指す格」の違いを印象付けられました。

シュバリエさんから、今回のテーマは『コトーシャンプノワはシャンパンを越えられるか?』だといわれました。 越える、のは難しいですが今回に限って言えば、シャンパンより印象に残ったのは間違いありません。 少なくとも「添え物」の印象は全くありませんでした。

答えは「コトーシャンプノワはシャンパンと共にある」ではないでしょうか。

 

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